セミナー・勉強会・イベント詳細糖尿病診療―最新の動向   ―医師・コメディカル向け研修会―

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9時45分

  開会の挨拶



10時


「糖尿病教育入院パスと糖尿病教室」

     国立国際医療センター 戸山病院 岸本美也子



糖尿病は慢性疾患であり、生涯にわたる治療と教育が必要です。チーム医療、医療の

標準化、質の向上の観点から糖尿病クリティカルパスを導入している施設や、患者教

育の一環として糖尿病教室を開催している施設も増えていますが、そのあり方におい

ては様々な問題があるのが現状です。本講では国立国際医療センターにおける糖尿病

教育入院(クリティカル)パスおよび糖尿病教室の問題点と、その改良の過程をお話

しいたします。





「糖尿病とNST」

     国立国際医療センター 戸山病院 曽部知恵

糖尿病患者の栄養管理には、いわゆる一般的な糖尿病の食事療法と糖尿病以外の疾患

を合併している場合の栄養療法があります。後者の場合、多職種の医療スタッフが係

わる栄養サポートチーム(Nutrition Support Team:NST)によるチーム医療が必要

です。本講では国立国際医療センターにおける糖尿病患者に対する栄養管理の実際と

NSTの関与をお話しいたします。



11時30分

 昼食休憩



12時30分

「糖尿病診療におけるEBMの実践」

     国立国際医療センター 戸山病院 能登 洋



EBMはエビデンス(実証報告)を吟味したうえで臨床判断の基準とするアクション

で、患者さんに始まり患者さんに帰着する個別化医療を推進します。EBMという 呼称

は人口に膾炙するようになってきましたが、その実践法は必ずしも正しく 理解され

ていません。

本講演ではダイエットの効用を例にエビデンスの吟味と 実地活用の仕方についてお

話しいたします。





「改正医療法と糖尿病地域医療連携パス」

     国立国際医療センター 戸山病院 高橋義彦



糖尿病等の生活習慣病の予防対策と切れ目のない医療提供体制の実現は、医療制度改

革の大きな柱であり、医療保険者に対する特定健診・特定保健指導の義務付けや、都

道府県が主体となった医療計画の作成、地域医療連携パスの導入促進等が盛り込まれ

ております。本講義ではそれらについて概説いたします。さらに、糖尿病地域医療連

携パスとは何か、その現状と問題点などについてお話いたします。





「アジアにおける糖尿病の実態」

     国立国際医療センター 戸山病院 梶尾 裕



近年、経済成長による生活習慣や社会環境の急激な変化に伴って、特にアジア諸国で

は急速に糖尿病患者数が増加しています。本講義ではアジアにおける糖尿病の実態を

我々が積極的に調査、研究を行っているベトナムを中心にお話しいたします。





「糖尿病―最近の話題」

     国立国際医療センター 戸山病院 野田光彦



本講では日進月歩ともいうべき糖尿病診療の進展を踏まえつつ、GLP-1アナログ、

DPP-4阻害薬など、来るべき糖尿病の新しい治療をサマライズするとともに、わが国

の糖尿病臨床研究を代表するともいえる「糖尿病予防のための戦略研究」の現況とそ

の将来展望についても合わせ呈示します。また、最近のわが国を含めた2型糖尿病遺

伝子研究の進展や、糖尿病血管合併症抑止のための世界の大規模臨床試験についても

そのポイントを抄出し、時間の許す限り紹介したいと思います。



16時

 
終了

  • カテゴリ
    栄養士
  • 主催
    国立国際医療センター 戸山病院
  • 日程
    2009/06/21 (日)
  • 時間
    9:45-16:00
  • 開催地
    東京都
  • 会場

    国立国際医療センター 戸山病院
    研修棟 5階 大会議室

  • 参加費

    無料

  • お問合せ先

    国立国際医療センター 戸山病院
    糖尿病情報センター 「糖尿病 医師・コメディカル 研修会」 事務局
    〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
    E-mail:dm-inf1@imcj.hosp.go.jp(@を半角に差し替えてください)
    Tel 03-3202-7181 (内線: 2161) Tel 03-5273-6955(ダイヤルイン) Fax03-3202-9906

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