セミナー・勉強会・イベント詳細全4日間「基礎から学ぶ、肝臓病の病態・臨床・栄養」＊栄養士、医療関係者も受講可

全4日間　6/16(土)　6/17(日)　7/7(土)　7/8(日)
「基礎から学ぶ、肝臓病の病態・臨床・栄養」
　　　
＊しっかりとした基礎知識を身につけましょう
栄養士 看護師 保健師 医療関係者様にもご参加いただいています

■講師
鈴木壱知 (医療法人　秀和会　秀和総合病院　消化器病センター長)

今年度は東京会場にて肝臓の講座を開催いたします。
皆様からご要望が多かったテーマです。どうぞお誘いあわせの上、ご参加ください！
肝臓は栄養素の代謝の中心的臓器です。したがってその障害は、栄養素の同化と
ともに異化も障害され、さまざまな臨床症状を呈します。
このような状態に陥った場合、栄養管理がきわめて重要であり、その知識と技術の
習得は管理栄養士様にとって必須です。
正確な知識の習得は、通常の栄養指導の際のみでなく様々な業務においても、的確な
判断が可能となり一歩進んだ成果をあげることにつながります。
消化器内科、消化器外科、救命救急センター、さらにNSTなどの領域で活躍されて
いる方は勿論、肝臓の基礎知識を習得したいと考えている方すべてにとって絶好の
セミナーです。

■本講座のねらい
肝臓は代謝の中心的臓器であるため、肝臓が障害されると種々の代謝異常が出現するため肝硬変に対する治療は薬物療法よりも食事療法が極めて重要です。わが国における肝臓病の原因としてC型肝炎が多くを占めていますが、C型肝炎に対しては直接作用型抗ウイルス薬の出現によりほぼ治癒できる時代を迎えました。しかし直接作用型抗ウイルス薬は慢性肝炎と代償性肝硬変の患者に限られます。また、ウイルスが排除されても肝臓がんのリスクはなくならないことが指摘され、ウイルス排除後の肝発癌のリスクとして肥満、脂肪肝、インスリン抵抗性が指摘されています。また、最近では脂肪肝の患者が多くなり非アルコール性脂肪性肝疾患の患者も増加しています。非アルコール性脂肪肝炎は肝硬変、肝臓がんの原因の一つでもあり今後対策が必要な肝疾患です。
そのことからも肝臓病に対する栄養治療はまだまだ重要な治療であることは間違いありません。
本講座では肝臓病の栄養治療を適切に実践すために必要な肝臓の基礎的な事項と最近の肝臓病に対する薬物療法と栄養治療についてわかりやすく解説いたします。

■ プ ロ グ ラ ム　　 *内容、時間割は変更,追加される場合もあります
【第１日目　6月16日(土)】
第１限 10：00～11：00
テーマ：肝臓病治療に対する薬物療法と栄養治療のガイドライン
ねらい：種々のガイドラインを理解し，肝臓病治療における栄養治療の
位置づけを理解する
第２限 11：05～12：30
テーマ：肝臓の構造と肝臓の働き
ねらい ：肝臓の構造・働きを理解し，栄養治療に生かせるようになる
昼休み 12：30～13：15
第３限 13：15～14：15
テーマ：肝臓の病気
ねらい ：肝臓病の診断名の意味を理解する
第４限 14：30～16：00
テーマ：肝臓病の診断に必要な血液検査と画像診断
ねらい ：肝臓病を診断するために必要な検査（血液検査・画像診断）を理解し，自身で診断名が
理解できるようになる

これ以降のプログラム詳細は、下記ライフカルテのウェブページでご覧ください。

■申込方法
講座の詳細および、申込方法は、下記ホームページをご覧ください。
http://lifekarte.blog.fc2.com/