セミナー・勉強会・イベント詳細第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会

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■会長挨拶 第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会開催にあたって 第32回日本静脈経腸栄養学会会長 川崎医療福祉大学 臨床栄養学科 特任教授 平井敏弘  この度、第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会を2017年2月23日(木)・24日(金)の2日間、岡山市において開催させていただくことになりました。皆様のご支援に心から感謝申し上げます。  本会は、参加者が1万人を超える、栄養学に関する学術集会としては世界最大規模の学術集会であり、大変光栄であると同時に身の引き締まる思いです。  川崎学園の建学理念は「人間をつくる 体をつくる 学問をきわめる」です。川崎学園の創設者川﨑祐宣先生は、医療を取りまく環境の中で、医の倫理の低下、医学教育の荒廃を痛感し、真に患者のために尽くす有能で人間的に優れた医師を養成するための医科大学創設を思いつくに至りました。この基本的なお考えに基づいた川崎医科大学附属病院の理念の筆頭は「医療は患者さんのためにある」です。当然のことだと思われるかもしれませんが、急速に進歩し複雑化する医療の中で、ややもするとこの当然のことが置き去りにされる場合もあります。患者さんやご家族の目線にたって、すべての職種の医療者が、ただ患者さんのためにと協力し合ってこそ患者さんのためにある医療が成り立つものです。栄養療法は、あらゆる医療分野で治療や支持療法の根幹をなすものですが、NSTはチーム医療の代表であるという認識が必要です。このような観点から、本会のメインテーマは「すべては患者さんのために- All for a patient -」としました。岡山の地で本会を開催する意味は、川﨑祐宣先生の理念を皆で再認識したいというにもあることをご理解いただければ幸いです。  しかしながら栄養療法は、未だ学術的に十分な根拠に立脚しているとはいいがたいのが現状です。私が長く携わってきた癌・外科治療の分野においてはこの傾向が顕著です。本会を契機に、特に癌治療に関わる栄養学の研究に多くの人が関心を持ち、その進歩に携わって頂くようになることを心から願っています。  地方都市での開催は、多くの人が懸念を持たれているかと思いますが、ご不便をおかけしないように最大限の努力をするつもりでございます。しかし、本会の盛会を得るためには、みなさまの様々な面でのご支援、ご協力を賜る必要がございます。格別なご高配のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • カテゴリ
    栄養士
  • 主催
    日本静脈経腸栄養学会
  • 日程
    2017/02/23 (木) ~2017/02/24 (金)
  • 時間
    -
  • 開催地
    岡山県
  • 会場

    岡山シンフォニーホール/岡山市民会館/ホテルグランヴィア岡山ANAクラウンプラザホテル岡山/岡山コンベンションセンター/岡山国際交流センターおかやま未来ホール/岡山シティミュージアム/ラヴィール岡山/岡山県医師会館

  • 参加費

    -

  • お問合せ先

    ※学会事務 担当:犬飼 道雄(岡山済生会総合病院 内科医長)
    ※運営事務局 株式会社メッド
     〒701-0114 岡山県倉敷市松島1075-3
     TEL:086-463-5344 FAX:086-463-5345
     E-mail:jspen2017@med-gakkai.org

  • ホームページ
    http://www.med-gakkai.org/jspen2017/
  • メールアドレス
    jspen2017@med-gakkai.org

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