セミナー・勉強会・イベント詳細第１６７回　日本臨床・公衆栄養研究会「微小循環と栄養(大豆の東洋医学見地）」

東洋医学というと、多くの人は必ず「免疫」で判断し、「免疫はどれだけ上がるか」という問題に終始する。しかし、実は東洋医学の基本は「瘀血（おけつ）」の改善にある。瘀血の改善とは「微小循環」の改善であり、交換血管の血流改善が前提である。微小循環は酸素と栄養を全身の細胞に送るシステムであるため、栄養にも大いに関係してくる。まず微小巡回を改善することこそが健康の第一義と考える。免疫はこれに伴うシステムにすぎない。
講演では、微小循環とは何かを解説し、東洋医学の本質を考える。
講師: 森　昌夫先生　（復旦大学上海医学院 生理学顧問教授、 康復医学学会 理事長）